今日は冬至、一日頑張った後は「ゆず湯」でリラックスはいかがでしょう。
冬至は二十四節気のひとつ、昼が一番長い日です。
日付は年によって変動がありますが、今年は今日12月22日。
期間としては小寒の1月5日までの15日間だそうですから、それぞれのスケジュールに合わせればOKです。
始まりは江戸時代の銭湯のイベントで始まったようで、冬至にゆず湯に入ると風邪予防になるということのようです。
こういった季節湯は日本に古くから伝わる入浴文化としてありますが、その季節の旬の植物を浮かべたお風呂に入ることで、そのパワーを全身に享受できるという考えのようです。
ゆずの果皮には精油成分「リモネン」とか「α-ピネン」という香りの成分が含まれていて、リラックス効果・抗菌・消炎・血行促進作用があるとのこと。また、お肌にうれしいビタミンCはお肌の保水力アップ、抗酸化作用がレモン3倍近くもあり乾燥するこの季節にはオススメみたいです。
冬至は中国や日本では一陽来復の日。この日を境に再び力がよみがえってくる転換の日ととらえます。
「冬の七草」というのもあるそうですが、なんきん・れんこん・にんじん・ぎんなん・きんかん・かんてん・うんどん(うどん)。みんな「ん」が2つある「運盛りの野菜」だそうです。
ゆず湯の日に、かぼちゃ(なんきん)を食べるというのもそんなところからきているのですね。
さらにかぼちゃとの組み合わせとしては、「鬼毒を殺し、痛みを止める」(中国の古医学書『本草』記載)とされている小豆がいいとのことことですよ。
「邪気を避け、運を呼び込む前の厄払い」としての縁起物でもあり、からだにも 良い効果を期待して楽しんでみてはいかがでしょうか。